仕訳の練習 第2問
こんにちは
とっても暑くなってきましたね。
今の気温は25度
夏が近づいてきてますね。
本日も仕訳しましょう。
私の仮説では仕訳のマスターには数をこなすことが近道な気がしています。
第2問
先に受け取った埼玉商店振り出しの約束手形¥300,000を銀行で割引、割引料¥2,500を差し引かれた手取金を当座預金に預け入れた。
ポイントは前回の復習になりますが、
借方とは取引の結果残るもののことです。
貸方とは取引の結果出ていくものです。
残ったのは何でしょう?
出て行ったのはなんでしょう?
出て行ったのは簡単ですね
「約束手形」
が出て行きました。
では残ったのは?
「当座預金」
にお金が残りました。
ここまでをまとめると
仕訳 | |||
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
当座預金 | 約束手形 | ||
となります。
割引料はどう考えるべきでしょうか?
割引料とは手形を売却した時の損ですね。
なので
「手形売却損」
となります。
ここは専門的な言葉なので理解ではなく覚えましょう。
理解するのは
割引料=>手形を売る時にでた損益=>手形売却損
の流れです。
損は出ていくのでしょうか?残るのでしょうか?
考え方としては損が残って資産が減るということになるので。
仕訳 | |||
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
当座預金 | 297,500 | 約束手形 | 300,000 |
手形売却損 | 2,500 |
となります。
割引料が貸方か借方か悩んだ時はこんなアプローチもあります。
取引終了後の下の表の状態は容易に想像できると思います。
手形は¥300,000出ていったので貸方に¥300,000
当座預金には手形から¥2,500ひかれたので¥297,500
仕訳 | |||
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
当座預金 | 297,500 | 約束手形 | 300,000 |
前回も書きましたが右と左で合計が同じになる必要があるので
仕訳 | |||
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
当座預金 | 297,500 | 約束手形 | 300,000 |
手形売却損 | 2,500 |
|
この形しかあり得ないとなります。
いかがでしょうか?
次回もばりばり仕訳けていきましょう。